タンスをもっているとお金持ちにみられる?!
2017.06.06[Tue]
箪笥なんてものは、今の時代どの家庭にも当然あるもの。
又は『クローゼット』なんて呼び方もありますよね^^
現時代ではお家を造る時にクローゼットが備え付けてあるという自宅も多いはず。。
そういう意味で日本風の箪笥は少なくなりつつあると言っても良いかもしれません。
日本人が一般的に箪笥を使うようになったのは
西洋文化が日本に輸入される事で日本人も衣類を収納するという考え方が生まれてたようです。
一般の人々が和箪笥と言うものに触れる事が出来るようになったのは江戸時代の末期のこと。
それ以前では貴族や武将などの上流階級に位置している人々が使う高級品だったようです。
つまり一般市民の人々からすると箪笥を使用している家庭は生活に余裕がある家、つまり
豊かさの象徴として見られていた事になるのです。実際にそのように見られていたという記録もあるとの事。
当時は先ずは箪笥を手に入れるだけの生活になる事が人々の目標だったのかもしれませんね。。
箪笥は豊かさを意味すると共に、また箪笥を持っている事でその中に貴重品入れておくという事もついて回るようになる。
現代でも箪笥になどに何かと大切なものを隠している人は少なくないのでは。。
そうした行いを『箪笥預金』なんて言葉も聞いたをある方もいらっしゃるかと思います。
時代によっては女性がお嫁に行く際の必需品、花嫁道具として扱われていました。
Jepun ポーセラーツサロン
日本風の箪笥は少なくなりつつある今ですが、昔も今も変わらない事は、
大切なものをしまって置きたい場所であるということは変わりはないようですね^^
『豊かさ、つまり大事なもの』
Jepun ポーセラーツサロン